iPhoneとiPod touchの比較に見る製品コンセプトの違い

今日10月5日からiPod touchの店頭販売が開始されました。私自身は9月23日に手元に届いてトラブルをやり過ごして以降使いまくっているiPod touchですが、メモとしてiPhoneとの比較や印象などをまとめておきます。
「iPod touch」という製品が紹介されるとき、“iPhoneから電話機能を削ったもの”のように言われているときがありますが、実際それは正しい表現ではない気がします。なぜなら、電話機能がなくなっているだけでなく、その他の機能も含めてプロダクト全体として比較してみると、iPod touchの製品コンセプトは、iPhoneとは明確に異なる方向にフォーカスしていることが見えてくるからです。
カタログスペックに現れない部分も含めたiPhoneとiPod touchの主な違いは以下の通りです。
【iPhoneにあってiPod touchにないもの】
Phone:携帯電話(GSM方式)
Camera:内蔵カメラ(200万画素)
Bluetooth
SMS:ショートメール
Mail:メーラー(POP対応。WebメールならiPod touchでも可)
Notes:ノート
Stocks:株価表示
Maps:グーグルマップ
Weather:天気予報
スピーカー
マイク
音量ボタン
ドック(付属品)
ACアダプタ(付属品)
【同じ名前で機能が違うもの】
Calendar:カレンダー(iPod touchは書き込み不可)
【iPhoneよりiPod touchが勝るもの】
メモリ16GBモデルが選択可能
つまり、
iPhone
携帯電話 – スタンドアロン(単体)で使うことを十分に考慮した装備+付属品
iPod touch
情報ビューア – パソコンとつなぐことが前提。データは見るもの(操作はパソコン上)
いろいろと削られているものの中でも、「Notes(ノート)」の機能と「Calendar(カレンダー)」の情報編集/追加機能がiPod touchからあえて削除されていることを考えると、iPod touchはあくまで情報を入れておいて見るためのビューアであることをAppleは強調している気がします。
確かに、従来のiPodの延長上でiPod touchをとらえればコンセプトは間違っていません。だから、より多くのデータが格納できるようにiPod touchには16GBメモリのモデルが用意されていると見ることもでます。
だから、電話機能とかスピーカーとかマイクとかカメラとかメーラーとかはiPhoneの十八番として、遠くない将来に日本でもiPhoneが発売されれば解決するフィーチャーとして我慢しておきましょう。
けれども、「Notes」とか「Calendar」の情報操作機能までは削る必要なかったんじゃないでしょうか?このあたり、今後のソフトウェアアップデートで追加されたりすることを密かに期待しましょう。それにBluetoothも今後のモデルチェンジで搭載されそうな雰囲気は濃厚ですね。
使い込んでみると、それ以外にも、ここがこうなら、とか、なんでこうなの?と思う部分は多々あるのですが、そのあたりはまた別の機会にまとめてみたいと思います。