VMware Fusion 1.1.1のMac風キーボードショートカットをオフにする

February 20, 2008

 ずいぶん前のことになるが VMware Fusion が 1.1 から 1.1.1 にバージョンアップした。数字の上ではマイナーバージョンアップなのだが、数々のバグフィックスと同時に新機能も追加されている。この新機能のうちのひとつに、“Mac のキーボードショートカットのアサイン”というものがある。

 具体的には、Windowsでコピーを行う際の [Control]+[X] を Macと同じ流儀の[command]+[X]で使えるようにアサインしてくれるというもので、これによってWindowsもMacも同じキーコンビネーションのショートカットを使えるようになる。最初は便利そうに聞こえたのだが、使ってみると提供されている機能がどうにも中途半端で、しかも以前に紹介したツールなどでせっかく快適にしたキーボード環境を台無しにしてしまう場合がある。そこで、今回紹介するのはこのキーボードショートカットのアサイン機能をオフにする方法。

 ちなみに、この新機能の物足りない部分をあげると、リマッピングしてくれるのは [Control]+[Z/C/V/P/A/F]となっており、なぜか保存するときの[S]などが入っていない。さらに、キーボードアサイン変更用のユーティリティなどを使っていると、その前提となっているキーマッピングがVMware側で変更されてしまうため、私の環境では、AppleKbWinで[control]→[command]に変更していたはずの部分が[control]キーに戻ってしまった。

 はじめはAppleKbWinを止めようかとも思ったのだが、前述のようにVMwareのショートカットアサインが限定的なので、どうしてもAppleKbWinの使い勝手にはかなわない。

 しかし、VMware Fusion 1.1.1本体にはこのショートカットアサインを無効にするための設定パネルなどのインターフェイスは用意されていない。どうにかできないものかといろいろ調べてみたら、VMware Fusionフォーラムに「Disabling the new remapping of Command+C/Ctrl+C in Fusion 1.1.1」というスレッドがあったので、これを参考にしていじってみたら今回の目的を達成することができた。

 その具体的な手順は以下の通り。なお、この機能をオフにするためにはVMware 1.1.1の設定ファイルをテキストエディタでいじることになるので、念のため、編集対象ファイルのコピーをバックアップとして保存しておくことを忘れずに。

 
1) VMware Fusion の設定ファイルとなる下記をTextEditなどでオープン。

  ~/Library/Preferences/VMware Fusion/preferences

 
2) 文末に下記の一文を追加、そして保存。

  pref.mapMacShortcutKeysEnabled = "FALSE"

 
 上記の変更を設定ファイルに加えてVMware Fusion 1.1.1を起動すると、不都合だったMacライクなキーボードショートカットのリマッピングがオフになっているはず。

 なお、リリースノートによると、この機能はこれまでUnityモードのときだけアクティブになってたものを、システムワイドで常時オンになるようにしたということらしい。Spaces+VMwareフルスクリーンモードがかなり快適なので、Unityモードをあまり使っていなかったためにリマッピング機能が仕込まれていたなんて気が付かなかった。

 前述のフォーラムを見る限り、VMwareのお膝元でショートカットアサインの機能に不都合を訴えているユーザーがいたようなので、将来的に設定パネルなどでこの機能がオンオフできるようになってくれるとありがたい。


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