WindowsのOutlookからMacのMailに移行するベストの方法
最近、Windows の Outlook から Leopard の Mail 3.2 に完全移行した。
昨年末から MacBook を使い始めてなんでいまごろ?なんてツッコまれそうだけれど、ずいぶん前に Gmail や Thunderbird を使う方法でうまくいかなくて、それが最近になってやっと解決したので、今回はその手順をメモ。
Gmail や Thunderbird を使う方法は、このあたりの記事なんかで紹介されているけれども、私の場合のようにメールの量がトータルで 10GB 近くもある場合は Gmail を使う方法はちょっと無理。
そこで、
Win 版 Outlook
→ Win 版 Thunderbird
→ Mac 版 Thunderbird
→ Mac 版 Mail
という順にインポートやコピーを繰り返してメールボックスを Windows から Mac に移動してみたら、とりあえず移行できたような雰囲気だったのだけれど、メールをよくよく確認すると、なぜか一部のメールがつながってしまっている・・・(ざっと見た感じでは HTML メールや添付ファイルの一部がとなりのメールと結合していた。)
そこでいろいろ試してうまく行ったのが次の方法。
まずは、上記の移行手順でダメだった部分を Outlook 側から追跡してみると、Mac 版 Thunderbird まではまともな状態を維持できているので、Mail 3.2 の標準インポート機能( Thunderbird → Mail )が何かミスっていることが判明。
この部分を肩代わりしてくれるツールがないかといろいろ探して、Eudora Mailbox Cleaner(このエントリ執筆時点の最新版は4.8)というフリーのユーティリティを使ってみたらうまくいった。
以下が具体的な移行の手順。
1)Windows の Outlook のメールボックスを Win 版の Thunderbird(このエントリ執筆時点の最新版は2.0.0.12)でインポート。
2)Mac 版の Thunderbird (同じく2.0.0.12)を Mac にインストール。そして、いったん Thunderbird を起動→終了させて ~/ライブラリ/ に Thunderbird のメールボックスを作っておく。
3)Thunderbird のメールボックスを Windows から Mac にコピー。( Thunderbird のメールボックス位置はこのページ Profile folder - MozillaZine Knowledge Base などを参考に。)
4)コピーしたメールボックスを、~/ライブラリ/ の中の該当するフォルダ内に格納する。(ここで Mac 上の Thunderbird を起動すると、インポートしたメールが見えるようになっている。)
5)Thunderbird のメールボックスを Eudora Mailbox Cleaner にドラッグ&ドロップして Mail.app 用にインポートする。
6)Mail を起動するとインポートしたメールが“Import”フォルダとして表示される。が、まだこの時点ではフォルダの中にある個別のメールは表示されない。これは Tiger の Mail 2.0 以降でメールボックスのフォーマットが SQlite に変更されたためで、インポートした各フォルダを選択してメニューの メールボックス > 再構築 を実行するとメールが現れる。なお、Eudora Mailbox Cleaner に同梱される Tools フォルダ内の“Rebuild imported mailboxes (10.4.x/10.5.x).app”は、これを自動的に行うための AppleScriptで、Mail にインポートした Import フォルダ以下のメールボックスをすべて再構築してくれる。(この AppleScript を使用する際は「システム環境設定」の「ユニバーサルアクセス」パネルの「「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを付ける。)
以上のやりかたで、結合してしまっていたメールも正確にインポートすることができた。
試していないけれども、以上の手順は Outlook Express にも有効なはず。
ところで、Mac 側の Thunderbird は省略できるような気もするが、メールがきちんと Mac 側に届いていることを確認する目的でもあったほうがよいと思う。
また、Mail 3.2 で Thunderbird → Mail のインポートがうまく行かなかったのは私の環境に固有の問題かもしれないので、もちろん、Mail 3.2 で Thunderbird のメールボックスをダイレクトに読み込んで問題がなければ、Eudora Mailbox Cleanerを使う部分の手間は減らすことができる。