MacとWindows ( Boot Camp・VMware・Parallels ) を快適に使うためのキーボードユーティリティ9種
Boot Camp・VMware Fusion・Parallels Desktopなどを使ってMacの上でWindowsを使っていると、MacとWindowsのキーボードの違いで、キーボードショートカットが微妙に違ったり、まったく使えなくなってしまうキーがあったりして操作に支障が出るところがある。これら問題を解消するのに使えそうなソフトウェアがいろいろあるようなので、今回はこれらソフトをまとめとしてエントリ。
■ アップルのキーボードをWindowsで快適に使う
アップル製キーボードをWindowsで使うと[英数][かな][command]キーあたりで悩まされるケースが多い。まずはこのような場合に使えるソフトから。
KbdApple
フリーウェアのBoot CampのWindows用アップル製キーボードドライバ。MacBook/MacBook Pro内蔵キーボード、USB Keyboard、Wireless Keyboardに対応。主な機能は以下の通り。
- 日本語の切り替え:[かな][英数][Caps Lock]と[command]+[space]にWindows側日本語入力モード関連機能を割り当て
- キーの入れ替え:[command]キーをCtrlキーに割り当て([command]+[Q]でWindowsアプリが終了できるなど)
- スクリーンショット:[F14]または[Ctrl]+[shift]+[3],[4]を[Print Screen]として割り当て
対応キーボードに関しては詳細はホームページで確認。なお、XP/Vistaの64bit版には非対応で、Wireless Keyboard用ドライバはVista専用。KbdAppleはUSB/Bluetoothキーボードドライバなので、ParallelsやVMwareなどの仮想マシンのPS2互換キーボードでは利用不可能。
AppleKbWin
フリーウェアのアップル製キーボード対応用Windowsアプリケーション。Windowsスタートアップと同時に起動・常駐させて使用する。主な機能は以下の通り
- キーの入れ替え:[command]・[option]・[control]・[capslock]を好みのWindowsキーと入れ替え
- 日本語の切り替え:[かな][英数][Caps Lock]キーと[command]+[space]にWindows側日本語入力モード関連機能を割り当て
- スクリーンショット:[F13]または[Ctrl]+[shift]+[3],[4]でスクリーンショット画像を作成
- その他:テンキーの[=]・[,] および [Eject]を利用可能にする
このソフトはアプリケーションとして動作するので、ParallelsやVMwareなどの仮想マシンでも使える。
AppleKシリーズ
シェアウェア(試用可能)のWindows用アップルキーボードドライバ。主な機能は以下の通り。
- WinとMacの操作方法を一致させる
- Macと同様のショートカットをエミュレーション
- 英数、かな操作の一致
ドライバは、Boot Camp用XP対応版、Boot Camp用Vista32bit対応版、Parallels用2000/XP/Vista32bit対応版、VMware用2000/XP/Vista32bit対応版に分かれているので環境にあったものを導入する(シェアウェア料金は各ドライバ毎に必要)。なお、この開発元のサイト内にあるFAQページは、WindowsとMacのキーボードに関連する一般的なトラブルやユーザーが誤解しがちな部分について様々な情報が掲載されていてとても有益。
窓使いの憂鬱
フリーウェア。Windows 2000/XP対応の汎用キーバインディング変更ソフト。とにかく多機能。主な機能は以下の通り。
・任意の2ストロークキーを設定可能
・個々のウィンドウに別々のキーバインディングを割り当て可能
・[control] などのモディファイヤキーを自由に作成可能
・ウィンドウを移動させたり最大/最小化するキーなどを作成できる
・エディットコントロールを Emacs 風に設定可能
自分好みにキー操作をカスタイズできる自由度の高いソフト。いろいろできるぶん設定はやや煩雑。(残念なことにすでに開発/サポートを終了しておりVistaには非対応)
Change Key
フリーウェア。シンプルなキーマッピング変更ソフト。キーボードのキーを無効にしたり、別のキーに割り当てたりできる。キーのレジストリを変更するため常駐しない。対応OSはWindows XP(NT/2000もOK)。
remapkey
無料で提供されているWindows Server 2003 Resource Kitの中に含まれるMicrosoft純正キーボードマッピング変更ツール。機能的には上の「Change Key」とほぼ同じ。
■ WindowsキーボードをMac OS Xで快適に使う
Mac上でWindowsを使う際には、Windows用キーボードを接続して使うという方法もあり、キータッチなどの理由でWindows向けのキーボードを使うMacユーザーも世の中には存在する。この場合にはWindows側でのオペレーションには問題ないが当然Mac側で操作する際に支障が出てくる。そんなときには以下のソフトが有効だ。
PCKeyboardHack
フリーウェア。Windows用日本語キーボードの[無変換][変換][ひらがな]をMacで使えるようにするMac OS X用ソフト。Universal Banary。Leopard対応。同じ作者さんのページにはKeyRemap4MacBookというMac OS X用のキーボードマッピング変更ソフトもある。
■ その他のMac用キーボード関連ユーティリティ
HHKPS2USBDriver
コンパクトでキータッチに優れた「Happy Hacking Keyboard(初代)」および「Happy Hacking Keyboard 2」を利用するためのMac OS X用デバイスドライバ。
親指シフト for Mac OS X
文筆業系の人に支持されていた「親指シフトキーボード」をMac OS Xで使うためソフト「OyayubiDriver」と、JISキーボードで親指シフト入力を行うためのソフト「TESLA」を提供するページ。
これらソフトはどれがベストというタイプのものではないので、試しながら自分の環境にあったものを探すしかないようだが、私の環境はBoot Camp・VMware・Parallelsのそれぞれが入っていてドライバ型のソフトはあまり適さないようなので現在は「AppleKbWin」で落ち着いている。
それにしてもこれらのキーボード関連の設定、将来的にはBoot Camp・VMware・Parallels側のドライバで対応してくれたらもっとシンプルになるのだが…。(Paralellsはこの点では少し進んでいる。とはいえ、これら環境の操作性に統一感がないとまた新たな面倒が生じるので、対応の際にはぜひユーザーがキー操作をカスタマイズできるようにしておいてもらえたらと思う。)
3 Responses to “MacとWindows ( Boot Camp・VMware・Parallels ) を快適に使うためのキーボードユーティリティ9種”
By 伊太利屋次郎 on Feb 7, 2008 | Reply
Intal Mac miniにleopardとboot campでvistaを載せています。キーボードはwirelessのUSを使っています。vistaの日本語入力に大変不便を感じていましたので,ググったところこのblogがヒットしました。おかげで不満も解消しました。KbdApple300がいいかなと思いましたが,USキーボードのCapsLockとCTRLキーを取り替えたいので,AppleKbWinをインストールしました。大変助かりました。
ただ,AppleKbWinは設定変更して終わるときにエラーになりますが,管理者権限で起動して設定保存するとオーケーということがわかりました。
その他,HDD換装などの記事も将来の参考になります。Thanx